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高精度赤外線診断


たてもの健康診断の「高精度赤外線検査」は、様々な状況の診断に柔軟に対応できます。


高精度赤外線検査の特長

高精度
CTスキャンのようにデータを細分化して分析します。
従来の赤外線検査とくらべ、より明確に問題部分を抽出できます。
短期間・低コスト
足場の仮設やゴンドラ作業が不要なため、短期間・低コストで検査ができます。
また、不具合部分の特定により、余分な追加検査や修繕が省け、費用の軽減が見込めます。
安全性
離れた場所で作業できるので足場などを利用した高所作業が発生せず安全です。
また、非接触で行うため、建物に傷をつけません。
記録性
赤外線カメラによる撮影と弊社の解析技術によって、問題箇所をより明確に記録し保存することができます。

主な調査項目

外壁調査
全面打診の20%程度の費用で、足場を組まずに外壁への浮き剥離の調査をします。

漏水調査
屋上・壁面での水の含浸状況から、浸入箇所のポイント指摘をいたします。

赤外線検査は日射の有無や屋内外を問いません。タイル、モルタルはもちろんのこと、木造、金属への調査も可能です。クラック、壁内結露、爆裂など、ほとんどの損傷調査に対応しています。ご不明な点はお気軽にご相談ください。

検査までの流れ

まずは調査対象のヒアリングをさせていただき、事前調査のうえ具体的な調査内容を決定します。専門スタッフが親切・丁寧に対応させていただきます。
赤外線カメラを使用して建物を撮影します。足場の仮設やゴンドラ作業は不要なため、建物や利用者・居住者に対する負担が大幅に軽減できます。作業も短期間で完了します。
赤外線カメラで撮影した写真データを、弊社の解析技術で羞悪債に解析いたします。高精度な診断により、修繕が必要な箇所を的確に特定することができます。
診断内容を解析診断報告書にまとめ、改善方法と共にご提供いたします。問題箇所が非常に明確になっているため、補修や保全対策の立案にお役立ていただけます。

検査事例

たてもの健康診断の「高精度赤外線検査」は、特定が難しい問題箇所も的確に発見。

外壁ALC板

耐震・耐火性に優れる反面、水分に弱く雨漏りに注意が必要

ALCは鉄骨造や鉄筋コンクリート造の床、屋根、外壁、間仕切りに使用されている軽量気泡コンクリート(Light-weight Concrete)の略です。全体的に気泡が多いため断熱効果は良いのですが、その反面、長期間塗装をせずに放置しておくと目地コーキングの劣化やチョーキング現象などで壁全体で雨水を吸収してしまいます。結果として、ALC板内部の鉄筋が錆びたり、建物の柱、梁などの鉄骨をつたった雨漏りの原因になります。

シート防水

シートの繋ぎ部分は、経年劣化により剥がれ・浮きが発生

シート防水とは、シート防水材(合成高分子材)などを繋ぎ合わせていく工法です。シート単体としての引っ張り強度や引き裂き強度は充分ですが、シートを繋ぎ合わせた箇所の強度は非常に弱く、年数経過とともに圧着した部分に剥がれや浮きなどが発生して劣化する可能性があります。屋上などにごく小さな穴がある場合においても、水漏れ発生の危険性があります。
業者により様々ですが着工工法や機械固定工法があります。

壁面

壁の中の結露や外壁の剥離、漏水など様々な劣化が発生

建物の壁面は、年数経過とともに壁の中の結露や外壁の剥離、漏水など様々な劣化が発生します。そのまま放置してしまいますと、建物自体の寿命まで縮めてしまうおそれがあります。そのため、建物の劣化程度や欠陥箇所の把握は非常に重要になります。また、近年発生している外壁の剥離事故等は、人命にもかかわり非常に危険ですので、充分な注意が必要です。